【初富士ステークス2024予想】明け4歳馬の取捨がカギ!
今週土曜中山メインレースは芝2000mで行われる4歳以上3勝クラスハンデ戦の初富士ステークスです。フルゲート17頭に登録14頭となっており今年は登録全馬が出走可能となっています。
出走なら断然の1番人気になりそうなハーツコンチェルトは先週の日経新春杯に出走していることもあり、連闘は考えにくく、ダービー3着馬が出てくれば盛り上がるところでしょうが回避が濃厚となっています。
日経新春杯では上位人気の明け4歳馬が2着、3着、4着と勝ちきれていないだけに世代のレベルが疑問視されつつありますが、美浦・国枝厩舎の管理馬のダノンザタイガーは前走の六社特別で14着大敗となっているものの馬場が重くなったのが響いたもので、今回は休み明けで改めて注目の1頭です。ルメール騎手が再度騎乗予定となっており、前走の雪辱なるか人馬ともに注目です。
同じ4歳馬からは忘れな草賞勝ち馬のキズナ産駒グランベルナデットも参戦を予定しており、その後3戦は大敗が続いていますが、中山芝コースは2戦1勝と悪くない舞台だけに、人気が落ちるようなら馬券妙味もありそうです。
安定感なら6歳牝馬のディープインパクト産駒クライミングリリーで、このクラスはここ3戦で2着、5着、4着とあと一歩のところまで来ています。
追い込み、まくりなど様々な競馬を試している中でいずれも上位に食い込んでおり、こちらも全3勝中2勝が中山芝コースということもあり、グランベルナデットと同様、牝馬でハンデが軽くなるようなら魅力ある1頭といえそうです。