JRAアルゼンチン共和国杯(2021)は地力上位のオーソリティで間違いなしか?
今年は昨年の覇者オーソリティvs新興勢力という構図のアルゼンチン共和国杯。オープン入りして即重賞挑戦のアンティシペイトや、丹頂S勝ちの実績があるボスジラあたりが長距離重賞常連のオーソリティ相手にどこまでやれるかというところが予想のポイントとなりそうです。
魅力的な馬の参戦も多いですが、今回本命視したいのはオーソリティです。昨年は好位追走から直線の追い比べを制して快勝。2走前のダイヤモンドSは3着以下を5馬身突き放す2着に好走と、東京の長距離は得意な舞台。長期休養明けも昨年と同様で問題なし。
また、今回はハンデが昨年よりも3.5kg増と大幅に増えますが、メンバーは昨年よりも格下なので、不安要素も最小限に抑えられるかたちとなります。
目標は有馬記念ということでここは叩きの一戦となりますが、ここは地力上位ということで、少なくとも馬券圏内はまず間違いなさそうな気配です。ということで本命軸馬はオーソリティです。
問題は相手ですが、今回対抗馬で最有力視しているのはフライライクバードです。前走ムーンライトHでは、スローペースからの上がり勝負をメンバー最速上がりの34秒2の末脚で抜け出して快勝し、ようやくオープン入りした上がり馬です。
2400mと2200mを2勝ずつと長距離適性が高く、左回りも5戦中4戦が馬券圏内と好成績です。自分のペースで運んだ2200~2400mで好走しており、スローの上がり勝負になりやすい東京2500mはベスト舞台と言って良いでしょう。
鞍上は岩田望来騎手ということで、重賞で結果を出せておらず狙い難い部分もありますが、上がり馬の勢いを借り、一皮向けてほしいという願いも込めて有力視したいと思います。
ということで今年のアルゼンチン共和国杯は、本命オーソリティ、対抗フライライクバードという予想で勝負したいと思います。