【札幌記念2020予想】素質馬イェッツト、好調横山武史騎手との新コンビで秋の飛躍へ!

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札幌の日曜メインは夏の北海道シリーズ唯一のG2「札幌記念」です。例年豪華なメンバーが揃う一戦ということで、注目度は高い一戦です。今年は出走馬12頭中G1馬が3頭と例年の頭数よりはやや少なめですが、G1・3勝のラッキーライラック、昨年のヴィクトリアマイルの勝ち馬ノームコア、2017年のマイルチャンピオンSの勝ち馬ペルシアンナイトと夏競馬唯一のG2として最低限のメンバーが揃ったと言えそうです。

ラッキーライラック以外のG1馬はややピークを過ぎている感のある馬ばかりで、伏兵馬にも十分チャンスはあると感じます。そんな中で注目しているのは5歳牡馬のイェッツトです。

イェッツトは、デビュー戦を勝った後G3京成杯に出走し3着に好走。鞍上の蛯名騎手にその素質を絶賛されますが、その後は結果がでずクラシック路線の出走は叶いませんでした。ラジオNIKKEI賞・11着の後、骨折により半年の休み、復帰後は順調のクラスを上げていき、前走3勝クラスのSTV賞で2着の後、札幌記念に格上挑戦をしてきました。もともと素質があると言われていた馬ですし、脚もとに不安がある馬としては、北海道の柔らかい洋芝も合いそうです。

今回鞍上は初コンビとなる横山武史騎手です。横山騎手は今年でデビュー4年目の若手騎手ですが、59勝でリーディング6位と大活躍中です。既に昨年の勝利数54勝を超えており、勢いのある若手騎手です。札幌競馬場も先週終了時点でルメール騎手の12勝には及ばないものの、10勝を挙げて札幌リーディングも狙える位置につけています。素質馬イェッツトと札幌が得意な横山騎手とのコンビは合いそうです。

前走のSTV賞では4コーナーで外をまわる競馬になりながらも良い脚を使えており、持っている能力は高い1頭であると感じます。大外をぶん回してしまったことが1着に届かなかった原因とも言えそうですが、力はあるのは確かです。

今回の札幌記念はメンバー的にも十分チャンスはありそうで、横山騎手とのコンビと洋芝がハマることに期待し、同馬の好走に期待して勝負したいと思います。