【加付式“連番の法則”】朝日杯FSなど先週の回顧・検証
先週は、日曜阪神での2歳GⅠ「第73回 朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)」をメインに、前日土曜に中山で「第7回 ターコイズステークス(GⅢ)」が行われた。
2歳GⅠの朝日杯FSは、5頭の無敗馬が1~5番人気の混戦模様ながら、1番人気セリフォスと2番人気ジオグリフがやや抜けた2強といった支持率となった。レースは、3番人気ドウデュース(武豊騎手)が直線力強く外から伸び、2歳チャンピオンの座に。武騎手は22回目の挑戦で同レースを制し、いよいよ前人未到のJRA平地GⅠ完全制覇に王手をかけた。残すGⅠは、2017年からGⅠに昇格した歴史浅い年末のホープフルステークスのみとなった。
先週の2重賞は残念ながら法則外決着に終わったが、他場メインレースでは土日ともに連番の法則から10万超、100万超の特大万馬券決着を演出してみせた。
先週一週間の主なニュース
- 岩田望来騎手
- 日曜阪神1Rにて、現役60人目となるJRA通算200勝を達成。
- 横山武史騎手
- 2年連続関東リーディングをほぼ手中にしている同騎手が、初の「年間100勝」を日曜中山6Rで達成した。
- 小西一男調教師
- 日曜中山12Rにて、現役27人目となるJRA通算500勝を達成した。
では先週の結果を振り返ろう。全結果は下表のとおり。
- | 中山 | 阪神 | 中京 | 合計 | 出現率(%) |
---|---|---|---|---|---|
ALL連番 | 1(1) | 3(1) | 4(3) | 8 | 22.2 |
一組連番 | 4(1) | 4(3) | 2(1) | 10 | 27.8 |
同番 | 2(1) | 1 | 0 | 3 | 8.3 |
合計 | 7 | 8 | 6 | - | - |
出現率(%) | 58.3 | 66.7 | 50.0 | - | - |
- | 中山 | 阪神 | 中京 | 合計 | 出現率(%) |
---|---|---|---|---|---|
ALL連番 | 4(2) | 0 | 2 | 6 | 16.7 |
一組連番 | 4(2) | 7(1) | 5(2) | 16 | 44.4 |
同番 | 2(1) | 0 | 3(1) | 5 | 13.9 |
合計 | 10 | 7 | 10 | - | - |
出現率(%) | 83.3 | 58.3 | 83.3 | - | - |
- ※「同番」「一組連番」、同時に成立(13番→2番→3番 等)は「同番」としてカウント
- ※( )内は同枠2頭が入った回数
先週も2日間3場開催の計72レースで「一組連番」が計26レース、「ALL連番」が計14レース、「同番」が計8レース、という内訳。先週に続いて「ALL連番」「同番」2組が、またもや大量出現。特に「ALL連番」は、コラム開始以来初の大爆発。当然ながら、平常時の確率メイン「一組連番」は先週も他2組に押し下げられた。配当的にも前週は超大型すべてが法則外となったが、先週は法則から100万超2本の他、10万超99万未満も7本を輩出。「どこから書いて良いものか・・・」と悩むほどの法則絶好調週となり、場別出現率でも「50.0%~83.3%」と好調を堅持した。
「一組連番」は先週も他2組に押される形でやや減少。ただし、土曜阪神で4回中3回、日曜中山でも4回中2回を占めるなど「同枠・一組連番」が多数出現など、お勧め法則術は依然として堅調であった。そして先週の超大型100万超配当は、ともに「一組連番」から。2つの100万超はいずれも日曜に出現し、阪神4Rでは2番人気との人気薄(12番人気)「一組連番」から約400万馬券となり、さらに中山メインの「ディセンバーS(L)」では、「同枠・一組連番」から338万配当。引き続き人気薄「一組連番」には要注意だ。
好調持続の「同番」は、先週も土日で計8回と大量出現。中でも「『同番』で点数を絞る際にお勧め」としてご紹介した「同枠2頭絡み」かつ「一組連番」が3回出現し、10万超1回を含めすべて好配当万馬券。「一組連番」同様こちらでも、唯一の10万超は3番人気との人気薄(13番人気)「同枠・一組連番」が高配当を演出。同番該当は、その3番人気と5番人気の推奨人気同志であったので、やはりお勧めは「2桁人気だ、チャンス到来」と同番相手の同枠人気薄を抑えることを強くお勧めしたい。
今秋絶好調の最もお勧めの「ALL連番」は、前述通り過去最高の大爆発出現。土曜阪神の1日3回、日曜中山の4レース連続4回など、先週「ALL連番」で挑んだ方には、かなりの好回収も達成できたのではなかろか。土曜阪神・第4Rでは、10頭立て1番人気からの「ALL連番」と「『同番』該当無し」からの狙い易さ、さらにメイン第11Rの「タンザナイトS」ではお勧めの「同枠2頭絡み」、それも2番人気との人気薄(15番人気)同枠であった。3回中2回でかなりの「狙い易さ」、そしてともに33万という「好配当」を両立してみせた。他2組同様「上位人気を軸に人気薄への『ALL連番』」などを活用いただくのも有効活用術と言えるのではなかろうか。
先週の「万馬券の宝庫・最終R」は、土日計6回すべて法則決着で「一組連番」4回に「ALL連番」2回。「一組連番」は4回中3回が「同枠・一組連番」で「ALL連番」は2回とも「同枠2頭絡み」。配当的には、唯一の高額となった「ALL連番」から68万超高額の他、万馬券4回。最終Rまで諦めずに挑んでいこう。