【小倉大賞典2016予想】ハンデに恵まれた小倉巧者の9歳馬メイショウカンパクで高配当を!
今週は冬の小倉開催唯一の重賞小倉大賞典が行われます。ハンデ戦であり、2月は小倉短期開催ということで当然の如く全馬前走は小倉以外の競馬場を走っているということもあって、なかなか予想が難しいレースです。
その難解な小倉大賞典で狙いたいのが9歳牡馬のメイショウカンパクです。今回の小倉大賞典は、アルバートドックやベルーフ、ベルラップ、スピリッツミノルと言ったクラシック路線をはしってきた馬達が人気になるでしょう。
明け4歳への負担重量
しかし、スピリッツミノル以外は55kgというハンデで、明け4歳馬のハンデとしては実は少し見込まれている斤量なのです。実績では上でも若々しい4歳馬でも斤量がそれほど変わらない古馬と少し増えてきた4歳馬では、微妙に影響するかもしれないのです。
そう考えた時に、浮上してくるのが古馬の軽ハンデ馬となってきます。それに該当する53kg、52kgの軽ハンデ馬を見てみると、いずれも前走二桁着順で大幅な変わり身を見込むのは酷と言えそうな中、メイショウカンパクはGⅡ日経新春杯で7着、しかも勝ち馬から0.7秒差であったにもかかわらずハンデが1kg減っての52kgなのです。
しかも前走はGⅡでGⅢに格が下がったのに1kg減なのです。同じく日経新春杯に出走したダコール(58kg)、ペルーフ(56kg)のままなのです。それら馬とは0.3秒差だったのにメイショウカンパクは1kg減なのです。これは恵まれたハンデと言えます。
距離適性とコース適正
ただ、メイショウカンパクはどちらかと言うと長距離のレースを走ってきた馬なので小倉大賞典の1800mは、少し短い条件なのは間違いないでしょう。しかし、メイショウカンパクがそれを補いそうなのが小倉適正です。小倉では7戦走り2勝2着2回、3着1回で勝率28.6%、連帯率57.1%と小倉大得意なのです。まあその成績は条件戦を走っている時期なので微妙と思われるかもしれませんが、メイショウカンパクは、2011年から24戦連続で重賞を走っている頑張り屋なのですが、その間小倉の重賞は一度も走っていないのです。せっかく大得意だった競馬場なのに走っていないのです。それで結果もそれほど出ていません。
それが、9歳馬となった今年、改めて得意だった小倉で重賞に出走するのです。案外馬にとっては待ちに待った凱旋となる小倉での出走なのかもしれません。若い時を思い出して、ここで大激走する可能性が実は密かにあるのではないでしょうか?小倉大賞典、人気はハンデに恵まれた小倉大得意のメイショウカンパクが高配当の使者となってくれそうですよ!