三浦皇成、今週の札幌で1年ぶりの復帰!エルムSはドリームキラリで参戦
昨年の夏、ちょうど1年前の札幌競馬で落馬して重賞を負い、長期休養を強いられた三浦皇成騎手が、約1年ぶりにターフに戻ってきます。
復帰第1戦目となるのは12日(土)の1Rの2歳未勝利戦で、メモリーコウ(牝2、松永幹夫厩舎)に騎乗予定となっております。この日は現時点で3鞍を予定しており、翌日の日曜日には7鞍を予定しております。日曜メインのエルムステークス(G3、ダ1700m)ではドリームキラリ(牡5、矢作芳人厩舎)に騎乗する予定となっており、復帰早々重賞に参戦と気合が入っております。
すでに美浦でも調教をつけており、レースに復帰する態勢は整っているようです。まるで交通事故にあったかのような大怪我を負いながらもリハビリを重ねてレースへ出走できるまでの状態へ身体を戻し、自ら落馬をした同じ週で復帰を果たしたのは、不屈の精神があってのもの。
とは言え、1年間というブランクは騎手だけでなくどんなアスリートにとっても大きなマイナスとなります。錆びついた状態でいきなりダッシュをしようものならまた怪我をしてしまう可能性が高いです。レースの感覚や、レースの勘、レースでのフォームなどはいきなり取り戻せるようなものではありません。時間をかけて少しづつ取り戻していくことが必要です。
負傷による長期離脱から復帰を果たしたことを喜ぶとともに、今後の活躍にも期待していきたいと思います。