【JRAプロキオンステークス2025予想】侮れない穴馬、ロコポルティ✕団野大成騎手

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日曜の中京メインは今年からG2に格上げされたプロキオンSが開催される。従来は7月に行われていたレースだが、フェブラリーSのステップとして1月開催に変更され、それに伴いG2へ昇格した。

開催時期や条件が大きく変わったため過去のレース結果は参考にならないが、みやこSを制したサンライズジパングやシリウスS・2着のオメガギネスなどダート重賞戦線を賑わす有力馬が集結した。その中で穴馬として注目しているのがヘニーヒューズ産駒の7歳牡馬・ロコポルティだ。

4走前の3勝クラスを勝ち、3走前にはオープンクラスの平城京Sを連勝。その後G3に挑戦して5着、12着という結果を経て、今回のプロキオンSに挑む。連勝で臨んだ前々走のシリウスSでは、勝ち馬から0秒6差の5着と健闘した。しかし、前走のみやこSでは12着と大敗。この結果が評価を下げる要因となっている。

だが、前走を振り返ると、馬群に入れず終始外を回らされる不利があった。これにより大きなロスが生じ、直線では脚が残らず伸びを欠いた結果が12着という着順につながった。このレースは度外視してよいはずだ。

前走を除けば、近走は非常に力強いレースをしている。とくに4走前と3走前の競馬では、いずれも8番人気という低評価ながら、上がり最速で2馬身半、3馬身半を突き放して勝利している。力を発揮すれば非常に強い馬だということが分かる。初の重賞挑戦となった前々走のシリウスSで5着に好走していることからも実力の証明と言えるだろう。

今回は鞍上が団野騎手に乗り替わる。団野騎手は昨年リーディング13位と若手の有望株だ。中京競馬場では初重賞、初G1を制しており、このコースを得意としている。初騎乗でもロスなく立ち回ることが期待できるはずだ。

以上の理由から、G2に格上げされたプロキオンSでは、ロコポルティが団野騎手とのコンビで重賞初制覇を果たしてくれる姿を期待したい。