今年4月に香港のシャティン競馬場で行われたチェアマンズスプリントプライズ（G1、芝1200m）で5着に入った後、休養に入っていたルガル（牡5、杉山晴紀厩舎）は、9月28日に中山競馬場で開催されるスプリンターズステークス（G1、芝1200m）へ連覇を狙って直行することが決まった。

杉山晴調教師は19日、「スプリンターズSに向け、来週帰厩します」と明かし、秋の最大目標に向けて本格的に始動することを伝えた。

6月の段階で同馬の陣営はスプリンターズSを大目標に据える方針を発表していたが、復帰戦をどこに設定するかについては馬の状態を見極めた上で判断するとしていた。最終的に、間に一戦挟まずぶっつけでの挑戦を選択。万全の調整を施した上で大舞台に臨む構えだ。

昨年のスプリンターズSでG1初制覇を飾ったルガルが、連覇という偉業に挑む秋。国内外の強豪が集う電撃の6ハロン戦で、再びその名を刻むことができるか注目が集まる。