【メルボルンカップ予想2016】オッズが崩壊?!高配当獲得のビッグチャンス!
日本時間の11月1日(火)の13時に、遠く離れたオーストラリア・メルボルンのフレミントン競馬場の芝3200mでメルボルンカップが開催される。毎年11月の第1火曜日に行われるこのレースは、開催場があるビクトリア州がメルボルンCデーという祝日になるほど大きなイベントで、競馬場内外で約30万人近くの人が押し寄せるというのだから驚きだ。
日本からはカレンミロティックが参戦!10年ぶりの馬券圏内なるか?
今年は日本からはカレンミロティック(セ8、平田修厩舎)が挑戦する。海外遠征で3200mの長距離というだけでもハードルは高いが、挑戦する以上は結果を残して帰ってきてもらいたいところだ。
カレンミロティックは今年の天皇賞春で2着、昨年の天皇賞春で3着と、同じ3200mの重賞で活躍をしていることからも長距離適性は高い馬であることはわかる。とは言え今年で8歳だし、重賞も約3年前の金鯱賞(G2)を優勝して以来勝ち星をあげれていない。
2006年にメルボルンカップを優勝した日本馬のデルタブルースや2着に入着したポップロックはしっかり現地で前哨戦であるコーフィールドCを走っていたが、前走が国内のオールカマー(9着)でぶっつけとなるカレンミロティックは正直買いづらいというのが本音だ。
2006年のデルタブルースとポップロック以来、4頭の日本馬が挑戦してきたがどの馬も二桁着順に敗れている。今年は応援の意味も込めて購入する予定なので、10年ぶりに馬券圏内には入ってきてほしい。
オッズが崩壊?!日本国内と海外のオッズに違いがあり過ぎる!高配当も期待できるかも?
買いづらいとは言ったものの、他の海外の出走馬の力関係を把握しているわけではないのでどう予想していいかもわからない。把握しているファンも少ないだろうし、オッズも現地とJRAでかなり変わってくるのではないだろうか。現に、現時点でのNetkeibaのオッズ予想と英国のブックメーカー・ウィリアムヒルのオッズ予想はだいぶ異なっている。
Netkeibaではウィックローブレーブが3.3倍の1番人気となっているが、ウィリアムヒルではハートネルが6.00倍の1番人気となっている。国内の1番人気ウィックローブレーブはウィリアムヒルでは16.00倍の8番人気となっている(10/31時点)。これだけオッズ予想が崩壊すれば大荒れなんてことも…。実際メルボルンカップはよく荒れるレースとしても有名で、昨年は23番人気の馬が優勝して3連単は日本円にして約200万円という高額配当が出ている。さらに'12年と'13年も20番人気の馬が馬券に絡んでおり高配当を連発しているのだ。出走頭数も毎年20頭以上と多いので、紛れが多いことも荒れる原因なのかもしれない。
カレンミロティックは現在netkeibaでは6番人気で9.9倍、ウィリアムヒルでは29.00倍の13番人気となっている(10/31時点)。過去の傾向を見ると、この程度の人気なら絡んでも全くおかしくないと思ってしまうから不思議だ。今年も24頭と多いので、各馬調べている暇が無いという人はボックス馬券などで宝くじを買う感覚で購入してみても楽しめるかもしれない。
注目の海外馬2頭、オーシャノグラファーとビッグオレンジ
最期に筆者が現在注目している馬2頭を紹介して終わりたい。注目馬は一昨日29日にフレミントン競馬場で行われたレクサスS(G3、芝2500m)を優勝したオーシャノグラファー(英国、セ4、C.アップルビー厩舎)だ。除外候補だったがレクサスSを優勝して優先出走権を獲得し、滑り込みで出走が叶った。前走は後方2番手から進め、3コーナーでさらに下がって最後方となる。しかし直線では外へ進路を取ると豪快末脚で一気に先頭の馬を半馬身差し切った。
もう一頭は昨年のメルボルンカップにも出走したビッグオレンジ(英国、セ5、M.ベル厩舎)だ。昨年は5着に敗れたが、果敢に逃げて最期の直線でも数頭に交わされながらも差し返す勝負根性を見せている。G1戦での勝ち星こそないが、イギリスにおいて約2400mから3200mのG2戦を4勝しているようにステイヤーとしての素質は相当なもの。昨年の反省もあるし、リベンジを果たせるかに注目。
メルボルンカップの発売開始時刻は【11月1日(火) 7:00】
発売締切時刻は【発走時刻(日本時間13:00予定)の4分前】