【ダービー卿CT予想2020】マイスタイル、一年ぶりのコンビで久々の勝利へ
オーストラリアのドンカスターマイルを視野にいれていたマイスタイルでしたが、新型コロナウイルスの影響で出走を断念、遠征を取りやめたことを受けて今週のダービー卿チャレンジトロフィーへ矛先を向けてきました。
長く田中勝春騎手が主戦を務めてきた馬ですが、今回はちょうど一年前のこのレースでスポット代打騎乗となった横山典弘騎手と久々にコンビを組むこととなりました。先日の日経賞ではミッキースワローで優勝し、勢いに乗っている騎手で、2週連続勝利となるかも注目です。
今回は東京新聞杯勝ち馬のプリモシーンや、前走の東風ステークス組からは勝ち馬ストーミーシー、まくり不発で大敗を喫した一番人気ジャンダルムも参戦を予定しており、人気の盲点になる可能性もあります。
函館記念で勝利して以降は上位から遠のき、マイルCSで4着に健闘したのは良いものの、ここ2戦は二桁着順と見せ場のない敗退を続けています。逃げ一辺倒の脚質ではありませんが、マイルCS、函館記念と逃げたときに一定の結果がついてきてるようにも見え、好走すればマイル前後の適性は上位陣に引けを取りません。横山典弘騎手といえば奇策を講じることでも有名な騎手ですが、このマイスタイルをどのようにエスコートしていくのか楽しみです。
フルゲート16頭に対して登録19頭ということで除外対象も出ているレースですが、幸い出走馬決定順は5番目ということで、海外遠征から国内という誤算こそあったものの、ローテーションとしては今週使うことに変わりはなかったため仕上がりに関しては問題ないでしょう。久々の勝利を期待して今回は狙っていこうと思います。