【オクトーバーS予想2024】紅一点ラヴェルは地力上位、“牝馬不振”のデータ覆せるか?

今週日曜東京メインレースに組まれているのは、芝2000mで行われる3歳以上のリステッドレース、オクトーバーステークスです。

過去5年の勝ち馬をみると、2019年のダイワキャグニー、2020年のテリトーリアルは後に重賞勝利を成し遂げており、2021年には5番人気で出走したパンサラッサが勝利し、その後は世界を股にかける活躍を見せました。

また、昨年の勝ち馬のヤマニンサルバムも、先日の毎日王冠で4着とまずまずの内容で秋初戦を迎えており、活躍馬を何頭も輩出する出世レースの一角です。

過去5年のデータでは、上位人気馬が勝てておらず1番人気馬と3番人気馬は3着、2番人気馬は2着がそれぞれ最高着順となっており、二桁人気馬の台頭はそこまで多くはありませんが、6番人気から9番人気の馬が2勝と相性がよく、今年も中穴傾向の馬は積極的に狙ってみたいところです。

また出走頭数自体少ないというのもありますが、牝馬の連対実績がなく、今年はラヴェルが紅一点で出走を予定しています。2歳時にアルテミスSを制した重賞馬で、オークスでも4着に好走した実績馬。以降はぱっとしないが今回のメンバーなら力は上位となるでしょう。東京コースもアルテミスS勝ちとオークス・4着があり適性は問題なし。ここは人気を集めることになりそうですが、データを覆せるかどうかに注目です。