藤田菜七子騎手、JRAに引退届を提出

JRAの藤田菜七子騎手がJRAに引退届を提出したことが明らかになった。11日、所属先の根本康広調教師が明かした。

藤田騎手は調整ルーム居室内にスマートフォンなどの通信機器を持ち込み、通信していたことが判明したため、10日に騎乗停止処分が発表されていた。この処分を受けて藤田騎手は10日、JRAに対して引退届を提出した。

藤田騎手は2016年3月にデビューし、16年ぶりに誕生したJRA生え抜きの女性ジョッキーとして注目を集めた。今年7月にはJRA職員との結婚を発表し、この時点では現役を続けていく意欲を示していたが、今回の騎乗停止処分を受けて8年半の騎手人生に電撃的に幕を下ろすこととなった。