オジュウチョウサン、2019年も平地路線。次走はダイヤモンドSを視野に
2018年度JRA賞では「最優秀障害馬」に選ばれたオジュウチョウサン(牡8、和田正一郎厩舎)だが、次走は東京競馬場の芝3400mで行われるダイヤモンドSを視野に入れていることを調教師の和田師が明かした。
昨年末の有馬記念では、芝では初のG1挑戦で、1000万下を勝ち上がってきたばかりという格下クラスにも関わらず、人気投票では1番人気に推され、レース当日も5番人気と人気を集めた。結果は9着に敗れてしまったが、2番手から堂々と走り見せ場を作り、平地のG1初挑戦としては善戦の内容だった。
レース後は放牧も含めて「今後は未定」としていたが、和田調教師は年が明けた5日、次走については早くても2月以降になるとし、2月16日(土)に開催されるダイヤモンドSを視野に入れていることを明かし、2019年も引き続き平地路線で戦う方針を示した。平成最後の有馬記念を盛り上げた障害の王者は果たして2019年はどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。今後の動向に注目したい。