【フェアリーS予想2018】プリモシーン、使いながら良化!

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7日(日)の中山メインは「第34回フェアリーステークス」が開催。明け3歳の牝馬限定戦で舞台は中山マイルといかにも荒れそうな条件ですが、実際に6年連続で二桁人気の人気薄が馬券に絡むなど波乱が多いレースです。高配当を狙った馬券でビッグなお年玉に期待してみるのも面白そうです。

そんな今年のフェアリーステークスで本命馬に選んだのはプリモシーンです。新馬戦は先行馬を見ながら内の3番手から進め、直線でも内から伸びて一度は先頭に立つも、最後は勝ち馬のトーセンブレスに交わされ2着に惜敗。4,5着馬はこの後勝ち上がっておりますし、勝ち馬のトーセンブレスは阪神ジュベナイルフィリーズで4着に入着するなどG1戦線でも活躍した馬です。全体的なレースレベルも決して低くは無かったと言えるでしょう。

続く東京マイルの未勝利戦では上がり33.2秒の脚で見事に快勝。スタートで出遅れペースはスロー、無理せず後方からの競馬で進めました。最後の直線では外から伸びてきて内で踏ん張っていたテトラドラクマとの叩き合いになり、ゴール前で競り勝って優勝という内容でした。先行した新馬戦と、後方からでも新馬戦以上のものを見せてくれた未勝利戦の内容を評価し、本命馬とさせていただきました。

次に、対抗馬はサヤカチャンにしました。メンバーの中では通算7戦とキャリアが豊富なサヤカチャン。2走前のアルテミスステークスでは逃げ粘って2着に入着。前走の阪神ジュベナイルフィリーズでは控える競馬で進めて14着に沈んでしまいましたが、今回は相手関係もだいぶ楽になりますし、逃げやすい内枠1番を引けたのも好材料です。前向きな気性の持ち主でどうしても前半は折り合いに専念しがちですが、息を入れて脚を使えれば怖い一頭です。

次に、単穴はライレローズにしました。前に行ける馬で、内目の3枠を引けたのは好材料。中山は初となりますが、立ち回りも上手く、器用さも持ち合わせているこの馬なら適性は高そうです。まだ大きな実績を残せていないディープブリランテ産駒ということでデータは少ないですが、母のヴィアンローズの仔たちの戦績を見ていくと、今年のダービーに出走したアジュールローズなど中央で3勝以上あげた仔が3頭と繁殖成績は優秀です。メンバーのレベルや悪くない条件を考えれば十分狙える一頭です。

最後に、連下にはジーナスイートグランドピルエットを選びました。ジーナスイートは新馬戦で先手をきって緩やかなペースで逃げ切って優勝。中山巧者を多く輩出しているステイゴールド産駒ということもあって選びました。グランドピルエットは2走前のアルテミスステークスでは11着に敗れましたが、前走のひいらぎ賞では最内枠から先行馬を見て3着に入着。中山に替わって変わり身を示した点からも、抑えておきたい一頭です。

以上、フェアリーステークスの予想でした。本命馬はプリモシーン、対抗馬はサヤカチャン、単穴はライレローズ、連下はジーナスイートとグランドピルエットという予想で勝負したいと思います。それでは、皆さんの馬券の健闘を祈ります!