注目2歳馬・プロディガルサン次走は東京スポーツ杯2歳ステークスへ
デビュー前から良血として注目され調教時計でも着実に力を付けていったプロディガルサンがデビューの新馬戦で堂々の勝利を果たしたのが6月20日のこと。早くも次走の情報が入ってきましたが、11月23日開催の東京スポーツ杯2歳ステークス(G3)となる見通しです。
なぜ注目?プロディガルサンのプロフィール
父ディープインパクト・母ラブズオンリーミーは全兄にドゥラメンテのライバルとしても有名なリアルスティールがいます。そのリアルスティールよりも早い段階から調教で良い時計を出していたから注目を集めていたのですが、更にもう一点着目したいのが母父ストームキャットとディープインパクトのニックス説です。
ニックスといえば父ステイゴールド母父メジロマックイーンのドリームジャーニー、オルフェーヴル、ゴールドシップなどが有名ですが、それに次現在注目されているのがこの血統です。
ディープ×ストームキャットの代表馬にはアユサン(73回桜花賞)、キズナ(80回東京優駿)、ラキシス(39回エリザベス女王杯)などがいます。なにせ話題になることの多いディープインパクト×ストームキャット配合なので、血統段階で注目を集めていたところ実力も伴っていたというのが現在の評価につながっています。
読みにくいプロディガルサンの意味とは?
プロディガルサンとはprodigal-sonと書き、放蕩息子のことを指すようです。キリスト教のお話に放蕩息子のたとえという有名なお話があります。簡潔に書くなら勤勉な兄と自堕落な弟と両者を等しく愛する父親のお話ですが、長男がリアルスティールとするなら次男はまさしくプロディガルサンですね。放蕩を悔い改め親のところへ戻ってくるまでがお話ですが、実物のプロディガルサンにはぜひ、放蕩することなく活躍してもらいたいですね。