【京都新聞杯2019予想】安定の末脚ジェニアル、京都は絶好の舞台!

5月となり、いよいよ令和元年がスタート。平和な世の中で、競馬ファンのみなさまが楽しく競馬をできる時代が今後も続いていくことを願いながら、令和最初の重賞「京都新聞杯」を楽しみたいと思います。

さて、京都新聞杯はダービーを狙う関西馬にとってダービーへの最終切符を狙う重要なレースです。そうは言ってもこれまでダービーでの活躍馬をあまり出せていないのが気になるところです。ただ、京都競馬の外回り2200mという条件は、少しずつ距離を伸ばしてダービーを目指馬には理想的なローテーションと思われるだけに、そろそろダービーで上位に来る馬が出てきてもおかしくはないでしょう。

そんな中で今回とくに注目している馬はレッドジェニアルです。父キングカメハメハ、母レッドアゲートという血統で、キングカメハメハはご存知の通りダービー馬ですし、母のレッドアゲートも東京競馬場で行われたフローラステークスを快勝し、オークスでも2番人気に推されて6着という実績があります。ぜひダービーに出走させてみたい血統背景の馬ですが、まだ1勝馬ということで、まずはこの京都新聞杯でダービー切符を勝ち取りたいところです。

前走は阪神競馬場で行われたアザレア賞に出走し、4着に敗れました。勝ち馬は今回同じく京都新聞杯に出走するヒーリングマインドで、同馬とは0.3秒差でした。内から鮮やかに差しきったヒーリングマインドは前走の勝ちで評価も上がりそうですが、舞台が京都競馬場であれば、ここはレッドジェニアルが有利にすすめることができるのではないでしょうか。

レッドジェニアルはデビュー以来3戦とも京都競馬場の2000mに出走し、3着→3着→1着で未勝利を脱出。走るたびにほぼ1秒ずつ時計を詰めてきており、上り3ハロンは2戦が最速、2戦が3番目と末脚も安定しております。

その3番目だったレースは、馬場が稍重でのもので、前走のアザレア賞も雨が降っており重たい馬場でした。今のところ週末の天候は良さそうなので、得意な京都で良馬場開催となれば持ち味も生きてくるのではないでしょうか。

ということで、京都新聞杯は確実に末脚を伸ばしてくるであろうレッドジェニアルのダービー切符獲得に期待したいと思います。