【マーメイドS予想2020】軽ハンデのレイホーロマンス、重馬場を活かして待望の重賞制覇へ!

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阪神競馬の日曜メインは牝馬ハンデ重賞の「マーメイドステークス」です。3連単の配当は10万を超えることが10回中7回もあり、2011年には40万越え、昨年も39万馬券超と高配当が多く飛び出している波乱傾向の強い一戦です。

梅雨入りの時期ゆえに馬場が重たくなって人気馬が凡走したり、軽ハンデ馬がハンデを活かして激走するケースがよくあります。ここ10年で馬券圏内に入った30頭中19頭がハンデ53kg以下の馬となっており、軽ハンデ馬は注意しておきたいところです。今回も出走馬16頭中、ハンデが53g以下の馬が10頭も出走していますので、激走には十分注意したいところです。

その中で、注目しているのは7歳牝馬でハンデ52kgのレイホーロマンスです。

今回の出走馬の斤量を見てみると、トップハンデは重賞未勝利もエリザベス女王杯4着の実績が光るセンテリュオで55kg、サトノワルキューレ、フィリアプーラ、サラスといった重賞馬が共に54kgで、重賞未勝利のレッドアネモス、リープフラウミルヒと同斤量となっています。

これらの斤量が54kg以上の馬達は実績もあるので人気も上位になると思いますが、レイホーロマンスもこれらの馬達と差のない競馬をしています。まず、2走前の中山牝馬ステークス(5着)ではレッドアネモス(6着)とフィリアプーラ(10着)に先着しています。また、斤量が1kg軽かったリュヌルージュ(2着)には負けましたが、今回はリュヌルージュが53kgと逆に1kg重たくなっています。4走前の愛知杯(3着)ではセンテリュオに先着していますが、斤量はその時と同じです。

今回のマーメイドステークスは実績馬達といい勝負をしているレイホーロマンスが斤量的にはまだまだ恵まれていると言って良いでしょう。

さらに今週から近畿地方が梅雨入りしたとみられると発表されました。天気予報も週末にかけて雨模様なので馬場はかなりの確率で重馬場となりそうです。レイホーロマンスにとってはその点も好都合で、これまで重馬場で2着、3着、不良馬場で5着といずれも掲示板には上がっていますし、血統的にも父ハービンジャーであれば適性はありそうで、他の有力馬達と比べてプラスになりそうです。

ということで荒れるハンデ牝馬限定重賞マーメイドステークスは、斤量的にまだまだ恵まれているレイホーロマンスが悪天候による重馬場を活かして重賞初制覇となることに期待したいと思います。