【りんくうS予想2024】昇級初戦馬に厳しい洗礼が待ち受ける一戦

今週日曜京都メインレースに組まれているのは、ダート1200mで行われる3歳以上オープンのりんくうステークスです。

過去4回はすべて阪神競馬場で開催されているためデータ参照に割引が必要にはなりますが、前走でオープン特別を使っていた馬が3勝を挙げており、今年は前走重賞を使っていた馬の登録がなく、コパノリッキー産駒の4歳牝馬エランティス、ダノンレジェンド産駒の3歳牝馬ジョーローリット、グレーターロンドン産駒の3歳牡馬スターターンは、それぞれ上位人気も想定されていますが、昇級初戦で挑むため危険な人気馬となるかもしれません。

前走オープンレース出走で、かつ4歳以下の馬はこれまで3着以内を外していないこともあり、今年の出走予定馬ではトランセンド産駒の4歳牡馬パラシュラーマに注目です。昨年のこのレースにも昇級初戦で挑み、3番人気と高い支持を受けましたが前述の傾向通り11着と大敗を喫したものの、その後はオープン戦で5戦して4着以内を外さない安定感を誇っており、今年はリベンジを果たしたい一戦となります。

またその他には、京都ダートコースで全4勝中2勝を挙げているアジアエクスプレス産駒の4歳牡馬ドンアミティエも徐々に地力をつけてきており、前走はオープン入り3戦目で初めて3着に入っており勢いのある一頭です。

パラシュラーマ、ドンアミティエともに上位人気が想定されていますが、1番人気馬、2番人気馬は結果を出しているものの、3番人気馬は過去4年で3着が最高となっており、当日の単勝オッズも考慮して慎重に見極めたいところです。