フジキセキの血が海を渡る!サダムパテックが韓国へ
リアルインパクトが昨年春の遠征のおかげかオーストラリアで大人気ということで、まさかの種牡馬1年生にも関わらず、日本とオーストラリアでシャトル種牡馬として活躍することになったそうです。そういう意味では、デルタブルースなんかは2006年の豪州遠征で成績も残していますし、オーストラリアに行けばまだまだ活躍の場があるとは思うんですが、向こうは配合に関しては短距離志向なんでしょうか。
そんな日本の種牡馬界から新たなステージで戦う種牡馬を今日はご紹介。優駿スタリオンで種牡馬入りしていたサダムパテックです。えっ、今更ですか?と思いますよね。
クラシックでも人気を背負いながら結局無冠で終わりましたが、武豊騎手のエスコートにより見事マイルチャンピオンシップ制覇。それもあって、また貴重なフジキセキの血を残す役割もあって種牡馬入りを果たしました。が、サンデー系全盛の中、お相手探しがさすがに厳しいですね。
おとなり韓国で種牡馬として新たにデビューすることになりました。韓国で日本の種牡馬といえば、アドマイヤドンがいます。馬柱で「Admire Don」というのを向こうの競馬場でたまたま見たときはうれしかったですね。そして、目についたので馬連総流しで応援もしたんですが、、、まあ甘くはないですね。
となると日本でフジキセキの血はどうなるのか。皐月賞馬・イスラボニータがおそらく後継者としてがんばってくれるはずです。海の向こうにフジキセキの血が残る、という意味ではとても意義がある決定だと思います。そういう意味で応援していきたいですね。