【府中牝馬S予想2020】1800mなら距離適性高いサラキアが有力
土曜に東京メインは、エリザベス女王杯をメインにマイルから中距離のG1戦線を目指す牝馬達が集結する「府中牝馬ステークス」です。
今年は第68回ということで歴史ある秋の牝馬G1戦線の重要なレースとして例年各路線から多種彩々なメンバーが揃う面白いレースとなっていたのですが、今年は少頭数8頭しか出走していません。少数精鋭とも言えますが、この秋の牝馬路線は古馬勢レベルの高さもそこまでという印象で、オッズの割れそうな難解な一戦となりそうです。
そんなメンバーの中で今回とくに注目しているのは、5歳牝馬のサラキアです。サラキアは、前走小倉競馬場で行われた1800mの小倉日経オープンに出走し勝利してここに臨んできました。
今回の出走馬8頭は、うち5頭が今年のヴィクトリアマイルに出走していたようにサラキアとフェアリーポルカ以外の6頭が近走マイル戦を走っています。府中のマイルは中距離を走れるスタミナも必要だと言われていますが、1ハロン伸びる1800mはやはり1800mの好走実績が重要視されます。
近走でマイルを走っていた馬よりも、そうでない馬の方がより適していると言う意味でサラキアは注目です。さらにサラキアは牡馬混合で今回と同じ距離のエプソムカップに2回出走し、2着が一度あります。この実績は大きいですし、同じような路線のフェアリーポルカは、1800mのレースの実績が右回りに集中していますので、両馬の比較でもサラキアに分がありそうです。
鞍上の北村騎手はリーディングも18位につけて天皇賞秋では今年の宝塚記念を制したクロノジェネシスとのコンビで打倒アーモンドアイを目指している注目騎手です。天皇賞秋の予行練習としても、サラキアとのコンビで府中1800mで結果を残してくれることに期待して応援したいと思います。