サトノダイヤモンドはまだ疲れ取れず、復帰は様子見ながら

今月月初に開催された凱旋門賞では残念ながら15着と大敗を喫したサトノダイヤモンド(牡4、栗東・池江泰寿厩舎)。帰国後は滋賀県にあるノーザンファームしがらきで放牧されており、1ヶ月以上の滞在とタフな馬場続きで溜まった疲れを癒やし中。

本日1日で凱旋門賞からまる1ヶ月となりますが、同馬を管理する池江調教師は「まだ疲れが残っている」とコメントしており、今後の復帰戦については「使うか年内休養するか、様子を見て決めたい」と慎重な姿勢を示しました。

現時点では招待を受けている香港の香港ヴァーズ(香港G1、12月10日・シャティン競馬場)か、年末の有馬記念(G1、12月24日・中山競馬場)が、年内復帰した場合の候補となっております。

なお、サトノダイヤモンドと同厩舎に所属するサトノアラジン(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)は、天皇賞秋ではまさかに18着と最下位に敗れましたが、この後はマイルCS(G1、11月19日、京都競馬場)へ進み、その後は香港マイル(香港G1、12月10日・シャティン競馬場)とG1を連戦する予定となっております。前走はタフな馬場に苦戦して大敗しましたが、マイルの舞台で巻き返しに挑みます。