競馬ヘッドラインロゴアイコン

【皐月賞展望】朝日杯馬カヴァレリッツォは距離の壁を越えられるか

公開: 2026/04/18 00:15

中央競馬
【皐月賞展望】朝日杯馬カヴァレリッツォは距離の壁を越えられるか

今週末に行われる皐月賞。人気馬として注目されているのが、昨年末の朝日杯フューチュリティステークス(以下朝日杯)を優勝したカヴァレリッツォだ。朝日杯では重馬場の中、骨太なメンバーを抑えて駆け抜けた。また、血統的にも父サートゥルナーリアは皐月賞を勝った中山巧者である。

しかしながら、朝日杯を優勝した馬からは、長らく皐月賞馬は出ていない。最後に皐月賞馬となったのはロゴタイプであり、まだ中山競馬場で朝日杯が開催されていた頃の馬だ。阪神競馬場での開催に移ってからは、2着が最高着順となっている。

また、他にも不安要素がある。それは距離への適応である。カヴァレリッツォはここまでの3戦全て1600mの条件で走ってきた。 しかし、過去20年の皐月賞を遡った時、「馬券内に入った、朝日杯出走馬」はその殆どが皐月賞までに1800m以上の距離を走った経験があった。

直近の例で見れば、昨年の優勝馬ミュージアムマイルは1800m・2000mの条件戦を勝ち上がっており、一昨年の3着ジャンタルマンタルは1800mの新馬戦での勝利と共同通信杯(東京芝1800m)での連対を経験している。スタミナが求められる条件だけに、偶然とは考えにくい。

皐月賞で馬券内に入った朝日杯出走馬のうち、マイル戦までの経験しかなかった例は、2019年の朝日杯を優勝し、翌年の皐月賞で2着となったサリオスである。朝日杯のほかに毎日王冠を2度制するなど、マイルから中距離まで幅広く活躍した。

カヴァレリッツォはマイラーか、それとも距離の壁を打ち破るポテンシャルを有しているのか。答えはレースで明らかになるだろう。

【中山グランドJ予想2026】“1番人気は消し”が鉄則?近年は中穴決着がトレンド