セレクトセール2019の総売上は205億!史上最高額を大幅に更新

2日間に渡って行われた今年の「セレクトセール2019」は大成功となった。

1歳馬セッションが開催された初日の8日は239頭が上場され、取引総額は107億3200万円。1歳セリ史上最高額だった96億7450万円を大きく上回り、過去最高を記録した。

当歳セッションが開催された2日目の9日は216頭が上場され、取引総額は97億8400万円。こちらも当歳史上最高額だった86億9250万円を大幅に上回り、過去最高額を記録した。

2日間の合計売上は205億1600万円となり、昨年の179億1900万円を大幅に上回り、こちらも史上最高額を更新した。上場頭数の合計は455頭で、うち416頭が落札された。

1億円を超えた落札馬は合計で20頭、うち2億円超えは7頭。中でも最高落札額となったのが「タイタンクイーンの2019」の4億7000万円で、「アドマイヤ」の冠名でおなじみの近藤利一氏が落札した。

2番目の高額馬は「ベネンシアドールの2019」の2億9000万円で、「ダノン」の冠名で知られる(株)ダノックスが落札した。

最高落札頭数となった馬主は、金子真人ホールディングス(株)と(株)サラブレッドクラブライオンで、いずれも11頭を落札した。落札総額でトップとなったのは、金子真人ホールディングス(株)で、11億5300万円。

近年は売り上げ規模の上昇がとどまることを知らない同セールだが、今年は例年以上に活気を見せた。各馬のデビューが待ち遠しい。

※金額は全て税抜で表記。