ショウナンアデラ引退、繁殖牝馬に
2014年の阪神JFを制したショウナンアデラ(牝5、美浦・二ノ宮敬厩舎)が、今月20日付けで競走馬登録を抹消し、現役を引退することがJRAより発表された。今後は北海道日高町のクローバーファームで繁殖馬となる予定となっている。
ショウナンアデラは2014年にデビュー。新馬戦こそ2着に敗れたものの、続く未勝利戦を勝ち上がり、500万特別のからまつ賞を勝つと、続く初重賞の阪神JFを5番人気で優勝した。見事3連勝で2歳女王に輝いたがその後は骨折が判明し、クラシックは断念。約1年半ぶりの復帰戦であったヴィクトリアマイルでは16着に敗れ、続く福島テレビオープンで6着に敗れる。その後も脚部不安で長期休養を余儀なくされ、復帰戦であった前走のダービー卿CTで16着に敗れ、これがラストランとなった。
二度の怪我を乗り越え、ここまで走りきれたことは何よりである。今後は繁殖牝馬としての活躍に期待したい。ショウナンアデラ号、お疲れ様でした。ショウナンアデラの通算成績は[3-1-0-3]。父ディープインパクト、母オールウェイズウィリング、母父Elusive Qualityという血統。