【ホープフルS予想2017】常識に囚われるな!中山巧者のステイゴールド産駒が穴を開ける?!

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泣いても笑ってもこれが中央最後のG1!今年からG1に昇格された「ホープフルステークス」が本日28(木)に中山競馬場で開催されます。

ここ2年は1,2番人気が連対し、一昨年は1~3番人気のみで決着しているように、波乱はあまり見込めないレースといった印象があります。しかし、G2に昇格した年の2014年は8,9番人気が絡んで三連単で34万とそこそこの高配当が飛び出しております。同じく今年G1に昇格した大阪杯でも1番人気のキタサンブラックこそ圧勝でしたが、7番人気の伏兵ステファノスが2着に入着するなど波乱を演じるシーンもありました。昇格後の第1回目のレースは波乱にも十分注意しておく必要がありそうですね。過去の傾向からは人気上位で決着しやすい傾向が見られますが、ヒモ荒れの可能性も十分あると考えてよいでしょう。ということで、今回はオススメしたい穴馬を一頭紹介させていただきたいと思います。

常識に囚われるな!中山巧者のステイゴールド産駒が穴を開ける?!

今年のホープフルステークスで穴馬に指名させていただくのはステイフーリッシュです。この馬名は、スティーブジョブズがスタンフォード大学でおこなった卒業式辞のスピーチを締めくくる言葉のStay hungry, stay foolishという言葉から来ており、Stay foolish(常識に囚われるな)の部分が馬名の由来となっております。父ステイゴールドの名前から連想されて付けられたということですが、常識にとらわれるなという意味の馬名はまさに穴馬としては最高の名前と言えるのではないでしょうか。

上記でも記したようにステイフーリッシュはステイゴールド産駒です。中山に強い馬を多く輩出していることで有名なステイゴールド産駒というだけでも買っておきたくなりますが、実際に重賞に昇格してから行われてた過去3年のホープフルステークスを見てみると、去年の2着馬のマイネルスフェーン(8番人気)がステイゴールド産駒で、2014年の3着馬ブラックバゴ(9番人気)が母父ステイゴールドと、ステイゴールドの血を引く穴馬がしっかりと絡んでいることが分かります。重賞として開催されている期間がまだ3年と短いので傾向などは見つけにくいですが、これは穴馬の一つの傾向と言えるのではないでしょうか。

今年のホープフルステークスで出走するステイゴールド産駒はステイフーリッシュ1頭のみで、前日オッズを見る限りではおそらく7~9番人気あたりになることが推測されます。まだ新馬戦の1勝のみとキャリアは少ないですが、中京の2000mで行われた新馬戦では上がり最速の33.8秒を出し2馬身半差を付ける危なげない競馬で優勝しております。極端なスローからの直線勝負で、レース内容的には驚くようなものではありませんが、今回は血統的には向いている中山が舞台ということで2戦目からパフォーマンスを上げてくる可能性も十分あるでしょう。穴馬としては十分魅力で不気味な一頭です。馬券妙味も含めて狙ってみるのも面白いかもしれませんよ。