最近障害レースが変わった。
障害レースを好きな人とそうでない人がいる。平地のレースに比べ、落馬のリスクが大きい。最後の障害を無事飛越するまでは気を抜けない。落馬のリスクが高い為、障害レースは馬券を買わないファンも多い。そんな障害レースが近年、今までは障害未勝利といえば4Rが定番だった。しかし、最近は1Rがいきなり障害レースということも珍しくない。そして2Rが障害オープンという番組編成になっている日もある。中央場所では障害戦は未勝利もオープンも4Rが相変わらず定番だが、新潟開催の時は先述のような、いきなり1Rから障害戦と言うことも珍しくない。
いきなり障害レースからスタートというのも面白い発想である。4Rという固定概念を根底から覆すもの。障害レースはどんなに能力が抜けている馬がいても、最終障害を無事飛越するまでは安心出来ない。どの馬にも落馬のリスクはある。他馬の落馬に巻き込まれる事もある。障害戦も果敢に勝負する人。障害戦だけは《ケン》する人。障害戦は奥が深く、最初は《ケン》していた人も、障害戦を買うようになる。スリルが堪らない。あまり大きな金額を張らず、少額投資で障害戦を楽しむ人が増えている。あとはJRAの戦略次第で、今まで《ケン》していた人も障害レースを購入するようになるのではないだろうか。