【スワンS予想2016】フルーキーがダメならフィエロだ!!

富士ステークスで上位人気支持された、金子真人オーナーの所有馬フルーキーは太目残りが大きく響き、11頭立て8着に敗れた。しかし、金子真人オーナーの持ち駒は豊富だ。今週は天皇賞・秋にラブリーデイも送り込む。これだけ持ち駒に有力馬を抱えている個人馬主は珍しい。

さて、話はスワンステークスに戻して、ここにはフルーキーと使い分けしてきたフィエロが仇を取るべく出走する。フィエロのローテーションは軌道に乗ってからは国内では春2戦・秋2戦。何れも同じレースを使い、三週目に入っている。春はマイラーズカップと安田記念。秋はスワンSとマイルCS。今年も順当にスワンSに出走してきた。フルーキーの分まで大暴れしてくれる事だろう。

強敵は昨年のこのレースの覇者アルビアーノ。1200Mから1600Mが守備範囲のスピードスターで侮れない1頭。春は高松宮記念で3着と着実に力をつけている。そして、今勢いに乗る里見治オーナーの所有馬サトノアラジンも強敵だ。春は京王杯スプリングカップを勝利し、安田記念では4着。秋の始動戦のこの一戦は力の入る一戦。その他には、京王杯SCへ3連勝で臨み、1番人気に支持されながら7着に敗れたエイシンスパルタンも不気味な存在。安田記念を見送って秋に備えた。京都コースも4戦3勝と相性が良い。フィエロがフルーキーの分まで勝ち切り、昨年2着だった本番のマイルCS制覇に王手をかけるか?重賞勝ちなしの善戦マンがスワンSへ三度挑む。