【竹田城ステークス予想2023】昇級初戦の連勝馬による三つ巴か?

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今週日曜阪神メインレースは2歳女王決定戦の阪神ジュヴェナイルフィリーズになりますが、その1つ前に組まれているのがダート2000mで行われる3歳以上3勝クラスの竹田城ステークスです。

フルゲート16頭の別定戦に登録18頭が集まり、当日もフルゲートでの開催予定となっています。

レース名の由来となっている竹田城は兵庫県朝来市にあった山城で、室町時代に応仁の乱で有名な但馬の守護の山名宗全によって城の基礎が作られたといわれています。現在は跡地となっていますが、朝霧に包まれることでその姿が雲海に浮かぶ城のようにみえることから、天空の城、もしくは日本のマチュピチュとも呼ばれて近年注目を集めています。

レースは過去3年のデータを参考にすると、1番人気馬は【0-2-0-1】、2番人気馬は【2-0-0-1】と、上位人気馬の連対率が高く出ています。

今年はここ5戦で全て3着以内とホッコータルマエ産駒の4歳牡馬イーサンバーニングが追い込み馬ながら安定感を見せていますが、世代別で見ると3歳馬が2勝を挙げ、4歳馬が【0-0-2-14】と連にも絡めていない点はイーサンバーニングにとって向かい風となるデータです。

3歳馬は4頭が出走を予定していますが、岩田望来騎手のアオイイーグル、坂井瑠星騎手のオメガタキシード、そしてC.ルメール騎手のビップスコーピオンの3頭が1勝クラス、2勝クラスを連勝で勝ち上がっての参戦となり勢いからも中心となりそうです。

差別化材料としては、ここ2年は3着以内に外国人騎手が食い込んでいることからも、ルメール騎手を確保したビップスコーピオンにデータの後押しがありそうですね。