【注目新馬】ステイゴールド最後の産駒、ハルノナゴリがいよいよデビュー

現役時代からファンの多かったステイゴールド、まだ存命であればディープインパクト、キングカメハメハと並び立つ実績を残していたかもしれない種牡馬でした。幸い後継種牡馬には恵まれているとは言え、もっと彼の産駒を見たかったというファンは少なくないのではないでしょうか。

そんなステイゴールドが今年の2歳世代に唯一残した最後の産駒ハルノナゴリのデビューの見通しが立ちました。今週日曜阪神の6レースに組まれた牝馬限定のメイクデビューで、川田騎手を鞍上に迎えてデビュー予定となっています。(※12/15(土)の5レースに出走変更となりました。)

血統面を見ると母エレインには今年のヴィクトリアマイル勝ち馬ジュールポレールや2012年マイルCS勝ち馬のサダムパテックといった兄妹がおりマイラー色の非常に強いバックボーンを持っています。馬体重が420kg~430kgと数字を見るとやや小柄な印象ですが、父ステイゴールドも小兵だったことを思えばこのくらいでも良いのかも知れません。

出走予定馬を見ると栗東・渡辺厩舎のハーツクライ産駒、母にイタリア1000ギニー勝ち馬のエヴァディングタンペットを持つブライトホーンあたりがライバルとなりそうです。

ファンからの人気も厚かったステイゴールド最後の産駒ということで注目度の高い新馬ですが、クラシック出走やその先のG1制覇に向けて、まずは良い走りを見せてくれることを期待したいです。