【東京ダービー2024予想】ダート三冠2戦目も中央勢変わらず優位か?

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6月5日水曜日に大井競馬場で開催されるのが、今年からリニューアルされた3歳ダート三冠レースの2冠目となる東京ダービーです。

東京ダービーといえば、鉄人とも呼ばれるベテランジョッキーの的場文男騎手がまだ勝てていないレースとしても有名ですが、今年は残念ながら騎乗馬がいません。中央勢を迎え入れての開催となることで例年とは全く異なる傾向が出てくると思われますが、南関東の意地を見せることができるか、今後も楽しみなレースといえそうです。

出走していれば要注目となっていたダート三冠初戦の羽田盃を制したアマンテビアンコ、岩手競馬で7戦7勝の無敗馬フジユージーンがそれぞれ回避となってしまったのが残念ですが、中央からはマジェスティックウォリアー産駒のラムジェットが、新装となった京都競馬場のユニコーンステークスを制して参戦予定となっており、地方の馬場の適性は未知数となるものの、騎乗する三浦騎手、管理する佐々木調教師ともども久々に大きな舞台で勝利なるか注目です。

また、日本ダービーとの両睨みからこちらに参戦が決まった美浦・国枝厩舎のキタサンブラック産駒サトノエピックも前走のユニコーンステークス2着からの参戦で、舞台を替えてラムジェットとの再戦も楽しみな一番です。

その他善戦続くブリックスアンドモルタル産駒のアンモシエラも、地方交流重賞を中心に使われて大崩れがなく、馬場適性はラムジェット、サトノエピックより上かもしれません。連続2着にもかかわらず人気が落ちるようなら馬券妙味もあり、騎乗する坂井騎手も今年は桜花賞、オークスをライトバックで3着、日本ダービーをシンエンペラーで3着と、あと一歩のところまで来ているだけに、鞍上の勢いにも期待もかかります。

地方勢では高知競馬で6戦6勝と、相手関係は大幅に強化するものの勢いは侮れないコパノリッキー産駒のシンメデージー、羽田盃では8番人気と伏兵扱いながら3着で地方馬最先着となっているフロインフォッサルあたりが注目ですが、中央勢はアマンテビアンコ不在でも強力と思えるだけに、どこまでやれるのか試金石といえそうです。