【札幌記念2024】1週前追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3を公開

記事「【札幌記念2024】1週前追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3を公開」のサムネイル画像

実力馬の参戦が多く見られるハイレベルなG2「札幌記念」へ向けて各馬が1週前追い切りを終えてきました。今回は人気が予想される有力馬3頭の1週前追い切りを取り上げましたので、予想の際にお役立てください。

シャフリヤール(牡6、藤原英昭厩舎)

8/7(水)函館・芝(良)5F67.9-1F11.6(馬なり)

武豊騎手を背に函館の芝コースで2頭併せ。2歳オープンの僚馬アスクシュタインを1馬身追走し、道中は後ろでリズムを重視して折り合いに専念。直線は内からラスト1F11秒6の脚を繰り出し、クビ差先着しました。今回が鞍上の武豊騎手と初コンタクトで無理はさせない追い切りでしたが、道中はしっかりと感触を確かめて折り合い、直線の反応と伸びもスムーズ。2週前はWコースで4F55.3-1F13.5と流しており、馬の状態も徐々に上がってきている印象です。

プログノーシス(牡6、中内田充厩舎)

8/8(木)栗東・CW(良)6F83.8-3F37.3-1F11.0(強め)

西谷誠騎手を背に栗東CWコースで単走。なお、レースは川田将雅騎手が騎乗予定。函館へ向かう前の最後の栗東追いで、しまいもしっかりと強めに追われて大きなストライドで11秒0をマークと、負荷をかけられました。ラスト1Fはこの日の栗東・CWコース最速タイで、末脚のキレは健在。クイーンエリザベス2世Cから札幌記念というローテーションは昨年同様で、今年も7月半ばに帰厩して乗り込まれてと、ここまで順調に調整されてきています。

ノースブリッジ(牡6、奥村武厩舎)

8/7(水)美浦・W(良)5F66.1-1F11.2(馬なり)

岩田康誠騎手を背に美浦のWコースで2頭併せ。3歳未勝利の僚馬キングオリヴァーを大きく先行させ、道中は折り合いに専念して進めていきます。じわじわとペースを上げて差を詰めていきますが、直線序盤でもまだ4~5馬身差とギリギリまで脚を溜めて追走。ようやく追われると一気に弾けてゴール前で内から半馬身交わして先着。ブレのないフォームで反応と伸びも抜群で、好仕上がりを印象付けています。