【キーンランドC予想2016】シュウジ、ソルヴェイグ、ドンキ!スプリント路線で出世するのは誰だ?!
今年のサマースプリントシリーズの第5戦「第11回キーンランドカップ」が今週日曜に札幌で開催されます。秋のスプリントG1であるスプリンターズSに向けた前哨戦としても有名なだけに、実力馬の参戦が多いレースです。さっそく今年注目の出走予定馬をあげていきたいと思います。
人気上位が予想される注目の3頭をピックアップ、スプリント路線で出世するのは誰だ?!
前走の函館スプリントSで2着に惜敗したシュウジはJ.モレイラ騎手を鞍上に迎えて巻き返しを狙います。昨年は小倉2歳Sを優勝して重賞タイトルをゲットできましたが、以降は朝日FSで掲示板内に入るなどG1戦線で健闘するも、その後二桁着順を連発するなど不安定なレースが続いております。やはり課題は折り合い。前走を見てもやはり1200mは合ってそうですし、モレイラ騎手への乗り替わりに期待するファンも多そうですね。G3が1勝のみという実績で終わるには惜しすぎる馬なだけにここは勝っておきたいところ。
前走函館スプリントSでシュウジを抑えて優勝したソルヴェイグはスプリント界のニューヒロイン。いきなりの対古馬戦にも関わらず、逃げ馬をしっかりとマークして直線でもシュウジとの追い比べを制しました。斤量が50kgと軽かったこともありますが、1200mへの距離短縮は成功したと言えるのではないでしょうか。次も前走で負かした相手が中心となるので条件は厳しくなると思いますが、まだまだこれから先成長しそうな馬ですし、スプリント路線で出世街道を驀進できるかどうかに注目したいと思います。
そして昨年の桜花賞馬レッツゴードンキも参戦。1200mを走ったのは実は2走前の高松宮記念が初めて。前走の函館スプリントSではソルヴェイグ、シュウジに続く3着でした。もともと折り合いにも不安があるタイプなのでスプリントの適性は高そうです。シュウジに乗れなかった岩田騎手ですが、レッツゴードンキで勝負できることですし、強い馬に乗れたこのチャンスを結果に繋げてほしいですね。今年まだ重賞を1勝もできていない不調の岩田騎手、満開の桜で波乱を演じたコンビの復活Vに期待するファンも少なく無いでしょう。ここは勝ち負け必須です。
今年のキーンランドCは馬も騎手も豪華で見どころ満載!今年は14頭と少頭数ですし、立て続けに襲来する台風の影響や洋芝適性など、おさえておきたいポイントが盛り沢山で難解なレースとなりそうですが、予想しがいのあるレースとなりそうです。