【目黒記念2022予想】狙い目はこの馬!連覇狙うウインキートス
今週の注目は日本ダービーになるのは間違いないところでしょうが、馬券検討という意味で面白いのは、4歳以上オープンのハンデ戦のG2の目黒記念です。日本ダービーの後の最終レースに組まれており、登録24頭とフルゲート必至のレースとなっています。
阪神大賞典3着から挑んだ春の天皇賞で無念の落馬競走中止となってしまったシルヴァーソニックに引続き川田騎手が騎乗予定となっており、東京競馬場で勝利したこともあるだけに、G2なら改めて見直したい1頭でしたが、回避となってしまったのは残念です。
上がり馬では、先日のオークスではスターズオンアースにテン乗りで勝利したルメール騎手が騎乗するパラダイスリーフもシルクレーシング期待の血統馬で、日本ダービーのイクイノックスと同じく木村厩舎の馬での参戦ということもあり、ダービーともどもルメール騎手にとっても楽しみな1頭となりそうです。
ハンデ戦ということもあり、どこからでも狙えそうなメンバー構成となっていますが、昨年の覇者のウインキートスに注目したいと思います。
昨年は丹内騎手が騎乗し、8番人気ながら2番手追走から抜け出す競馬で勝利しており、今年は松岡騎手で連覇に挑みます。近3戦はすべて二桁着順惨敗ということで、今年も人気薄での参戦が見込まれます。ただ、エリザベス女王杯、有馬記念と、昨年末は王道のローテで挑んだ結果となっており、前走の日経賞も休み明けの叩き台と考えると、今回の目黒記念こそ狙い目といえるかもしれません。
過去10年のデータでは連覇がないレースとなっていますが、過去10年で牝馬で制したのは昨年のウインキートスのみ、ということもあり、データを覆せるかどうか、ウインブライトなど、冠ウインの馬との相性もいい松岡騎手とのタッグも好材料です。実際ウインキートスとのコンビ成績は【1-0-2-0】と好成績ですし、デビュー戦で手綱を握ったのも松岡騎手。最後にコンビを組んだのは約1年半前の2勝クラスと久々ですが、好位から抜け出す強い競馬で勝っており、騎手自身も良いイメージを持って乗れるでしょう。
実績のある左回りで叩き2戦目、メンバーも楽になるここは復権を果たすにはうってつけの舞台です。松岡騎手が好位でしっかり脚を溜める競馬を展開してくれれば、そう難しくはないはずです。人気も手頃そうなここは馬券的にも狙い目と言ってよいでしょう。