【米子ステークス予想2023】上位人気が堅実な出世レース！注目したいのは〝この2頭〟

土曜の阪神メインはサマーマイルシリーズ初戦の「米子S」が開催です。ここ2年の勝ち馬はロータスランド、ウインカーネリアンと、その後の重賞路線で活躍している馬が勝利しています。近年は出世レース的な意味合いも強まっているレースということで、今年の勝ち馬にも注目したいところです。

今年は明け4歳馬の2頭が強力で、キタサンブラック産駒のジャスティンスカイ、エピファネイア産駒のセルバーグが今年もさらなる飛躍が期待されています。

ジャスティンスカイは前走のマイラーズCで勢いを買われて2番人気に支持されたものの、初めての重賞挑戦の壁は厚かったのか9着と思わぬ敗戦となっています。川田騎手も二度目の騎乗ということもあり、今回はオープンレースということで洛陽S以来の勝ち星に期待が掛かります。

一方のセルバーグは1勝クラス勝利以降おおきな足踏みもなく逃げ、2番手から抜けだす競馬でオープン入りを果たしており、前走の六甲Sでは2番人気4着と人気を下回ったものの、いつもとは異なり後方待機策から末脚を伸ばす競馬をみせており、脚質に幅が出てきた点は収穫といえそうです。

過去5年のデータでは2018年のベステンダンクが9番人気で勝利したものの、その後の4年は1, 2番人気馬が勝利しており、紛れなく順当に決まっています。「強い馬が勝ち、その後出世する」このセオリーが今年も当てはまるなら、この2頭は馬券検討からは欠かせないかもしれません。