ウオッカ産駒タニノアーバンシー今週デビュー
タニノアーバンシー(2歳牝馬・父シーザスターズ・母ウオッカ)のデビュー戦が今週日曜日の新潟で新馬戦に出走の見込みです。
タニノアーバンシーはウオッカとシーザスターズの間に出来た3頭目の仔として期待がされています。これまでの2頭は贔屓目に見ても優良な成績を残しているとは言いがたいですが3頭目にしてようやく調教でも期待出来る時計が出て、今度こそは活躍の目が出たか、といった期待がされています。
シーザスターズとの相性が悪い?
ウオッカとシーザスターズは共に現役時代は多数のレースを勝利した実績のある競走馬ですがだからといってそのまま産駒の成績が良くなるという単純なものではありません。優秀な成績を残した競走馬でも種牡馬としては芽が出なかったという例は枚挙に暇がありません。
とは言え、シーザスターズは2010年から繁殖入りし、産駒がデビューしはじめてから3年目と種牡馬としてまだまだ駆け出しではありますが、3歳牝馬がキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス優勝を38年ぶりに果たしたタグルーダを輩出。シーザムーンもドイチェスダービーを制するなど、種牡馬としての適性は十分証明。ウオッカ産駒が振るわないのはシーザスターズとの相性が問題ではないかという指摘も多くあります。
続けて3頭シーザスターズとの仔を産んできたウオッカですが第4仔のお相手はフランケルとなりました。続けて交配してきたシーザスターズを産駒の成績が出てすぐに方針転換をするというのはやはりシーザスターズとの相性を問題視してのことでしょう。
(現状)シーザスターズとの最期の産駒となっているタニノアーバンシーの活躍は見られるのでしょうか。8/2(日)の新潟5Rメイクデビューを乞うご期待です!