アルアイン引退、種牡馬に
2017年の皐月賞、2019年の大阪杯を優勝したアルアイン(牡5、池江泰寿厩舎)が、27日付けで競走馬登録を抹消し、現役を引退したことが明らかになった。同日、JRAが公式ホームページで発表した。今後は北海道沙流郡日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションで種牡馬となる予定。
アルアインは2016年秋に京都でデビューし、順調に2連勝を果たし2歳を終えた。翌年の3歳クラシックでは皐月賞を9番人気で優勝し、G1初制覇を達成。4歳では大阪杯・3着、天皇賞秋・4着、マイルCS・3着とG1戦線で活躍した。善戦止まりが続いていたが、5歳になった今年2019年の大阪杯をまたもや9番人気という低評価の中勝利し、G1・2勝目を果たした。その後も国内の中距離G1を主戦場として戦い、前走の有馬記念(11着)がラストランとなった。
アルアインは父ディープインパクト、母ドバイマジェスティ、母父Essence of Dubaiという血統。通算成績は20戦5勝、うち重賞は3勝。アルアイン号、お疲れさまでした。