【チャンピオンズC2025】今年も外国馬の出走なし、ジャーナリズムなど9頭全てが来日取りやめ

JRA(日本中央競馬会)は11月12日、12月7日に中京競馬場で行われる「チャンピオンズカップ」(G1、1800m)に登録していた外国馬9頭が、いずれも来日しないことを正式に発表した。これにより、今年も外国馬不在での開催が決まった。
今回登録していたのは、米国から7頭、南米から2頭の計9頭。米国勢の中には、今年の米三冠レースの一つ・プリークネスステークスを制したジャーナリズムや、2024年のケンタッキーダービー馬で既に引退が発表されているミスティックダンといった実績馬が名を連ねていた。さらに、アルゼンチンG1馬サラワクリム、ウルグアイで無敗の6戦6勝を誇るタッチオブデスティニーなども登録していたが、いずれも来日を見送る形となった。
外国馬の参戦が最後となったのは2018年、米国から遠征したパヴェル(15着)で、それ以降は7年連続で海外馬の出走がない状況が続いている。創設から2013年までに外国馬が優勝したのは2003年の1度のみで、これ以外はすべて日本馬が優勝している。
今年も国内勢のみで争われることとなったチャンピオンズカップ。ダート界の頂点を懸け、JRA所属馬たちによる激戦が繰り広げられる見込みだ。

