【エルムS予想2018】難関記録に挑むアンジュデジール

記事「【エルムS予想2018】難関記録に挑むアンジュデジール」のサムネイル画像

今週日曜札幌メインレースで開催のエルムステークス。過去10年の勝ち馬にはローマンレジェンドやロンドンタウンと言ったG1馬の名もあり、ロンドンタウンは連覇をかけて今回出走してくるように、真夏のG3としては中々の好メンバーが揃うレースとなっています。

そんなエルムステークスで今年、過去10年で達成馬のいない記録に栗東・昆厩舎のアンジュデジールが挑みます。

牝馬限定の交流重賞を中心に使われており、昨年のJBCレディスクラシックでは2番人気に推された期待馬でもあり、現在エンプレス杯、マリーンカップと連勝中で、充実機を迎えたダート牝馬路線の有望株が挑む記録というのが、過去10年で1頭も馬券に絡んだ牝馬がいないというデータです。

牝馬の出走自体が少ないレースでもあり、出走してきても人気薄というケースが多いため、今年は印も多めについた人気の一角を担うであろうアンジュデジールなので、牝馬不遇のデータはそこまで鵜呑みにしないほうが良いかもしれません。

先行、逃げで結果を出してきた馬がこの馬以外にもハイランドピークやドリームキラリといった馬が揃っており、前が激化すれば展開面では不利になる可能性も否めませんが、鞍上・横山典弘騎手ということで気さくが飛び出してくるということもありえます。

牝馬路線では間違いなく実力上位にあるアンジュデジールですが、牝馬が理由でオッズが下がり穴馬として狙えるようであればぜひ抑えておきたいですね。