今週日曜日開催の安土城ステークスは実力拮抗、どの馬が1番人気になるかは当日になるまでわからないような状況で、人気も相当割れる事が想定される。その上ハンデ戦とくれば波乱の気配が漂う。こういったハンデ戦のレースでは安定勢力がいきなり大崩れをする事がある。はっきり言って安土城Sの人気はあってないようなものだと思っておくべきだろう。厳密に票数はカウントするため当然人気の優劣はつくが、これはマスコミが仕掛けたトラップの様なもの。予想家たちの印は少なからず反映されてしまうだろう。 しかし、今回は無印の2桁人気の馬が激走しても何ら驚くことはなく、結果を見ても荒れるべくして荒れたかと思う具合だろう。こうなってくると反対に安土城Sでは人気馬は全部ぶった切りにしたい。人気馬で決まったら事故みたいなものと割り切って、次のレースの予想に頭を切り替えたほうがよい。このパターンのレースでは人気薄が絡まない確率はかなり低く、大抵3着までに1頭ないし2頭は来るものだ。たとえ人気馬が上位独占したとしても人気が割れてしまえば三連単で万馬券と言うこともある。 とは言え、やはり基本的には穴狙いのほうがお得感がある。銀行レースの単勝10倍と荒れるレースの単勝10倍では期待値は全く違う。何度も言うようだが、こういったレースでは人気などはあってないようなもののため、割り切りが必要になってくる。極端な話を言えば1番人気も10番人気も信頼度は同じと言う事。こういった難解なレースをビシッと取ると、非常に気分がいいものだ。