”夏女”ベルカントが引退、繁殖馬に
2014年のフィリーズレビュー(G2)を制すなどして活躍したベルカント(牝5、角田晃厩舎)が現役を引退することが5日に明らかとなった。
ベルカントの通算成績は21戦6勝。重賞は2014年のフィリーズレビュー(G2)と2013年のファンタジーステークス(G3)のほか、2015年と2016年のアイビスサマーダッシュ(G3)を制し連覇を達成、2015年の北九州記念(G3)を制すなどして2015年と2016年のサマースプリントシリーズで連覇を果たしている。夏競馬での活躍ぶりは夏女の異名を持つほどであり、多くのファンから愛されていた。
今夏にオーナーである前田幸治氏から年内引退が発表されていたので引退はすでに決まっていたのが、最終的に先週10着に敗れたスプリンターズS(G1)がラストランとなった。10月6日付けで競走馬登録を抹消予定となっており、今後は北海道新冠町のノースヒルズで繁殖馬となる予定だ。
まだ5歳と若く、これから繁殖牝馬としての活躍を期待したい。ベルカント号、お疲れ様でした。
ベルカント号(牝5、角田晃一厩舎)
通算成績21戦6勝(うち重賞5勝)、父サクラバクシンオー/母セレブラール/母父ボストンハーバー。