【中京記念2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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サマーマイルシリーズ2戦目となる「中京記念」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ホウオウアマゾン(牡5、矢作芳人厩舎)

7/19(水)栗東・CW(良)6F82.7-5F67.0-4F52.2-3F37.4-1F11.5(馬なり)

栗東CWコースで3頭併せ。最後方から追走し、直線で最内から並びかけると、ゴール前で一気に前へ出て1頭と併入、1頭に1馬身先着しました。直線仕掛けられるまでしっかり我慢を利かせ、騎手の合図にも鋭く反応と動きは優秀です。1週前はCWで2頭併せを行い、6F83.2―1F11.7をマークして半馬身先着。ラスト2Fのラップは11秒9―11秒7と優秀で、持ち前の持続力をしっかり発揮できている印象です。海外遠征から帰国初戦となりますが、仕上がりに不安はなさそうです。

ディヴィーナ(牝5、友道康夫厩舎)

7/19(水)栗東・坂路(良)4F52.5-3F37.0-2F23.9-1F12.0(馬なり)

栗東坂路で単走。馬場の真ん中を軽快なフットワークで駆け上がり、ラスト2Fは11秒9―12秒0のラップを余力十分にマークしてゴールしました。1週前には直線でしっかり追われて負荷がかけられているので、最終は調整程度。その1週前はM.デムーロ騎手を背にCWコースで3頭併せを行い、7F95.9―1F11.7をマークして併入しました。先週は長めから追われて馬の後ろでしっかり折り合って脚を溜め、ラスト2Fは11秒4、11秒7とやや失速ラップも良い脚を使えています。今年で5戦目とコンスタントに使われていますが、適度な負荷をかけられ力は発揮できる好状態には仕上げられています。

ワールドウインズ(セ6、笹田和秀厩舎)

7/19(水)栗東・坂路(良)4F52.8-3F38.6-2F25.0-1F12.4(馬なり)

栗東坂路で2頭併せ。坂の序盤から併せ馬の内をスムーズな加速で伸びてラスト1Fは12秒4をマークして併入しました。終始手綱は持ったままでしたが、馬は集中しており追えば弾けそうなくらいに手応えの良さが目立つ走り。1週前は坂路で2歳新馬と併せ馬を行い、一杯に追われて4馬身差を付けて先着しました。追い切りでここまで大きく相手を突き放したのは初めてで、時計も4F52.4―1F12.5と優秀。前走で6ヶ月ぶりを使われて着実に良化している印象です。