【エルムステークス2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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札幌1700mで行われるダートG3「エルムS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ナチュラルハイ(牡4、黒岩陽一厩舎)

7/31(水)札幌・ダート(やや重)6F85.2-5F69.2-4F53.9-3F39.4-1F12.4(馬なり)

永野猛蔵騎手を背に札幌のダートコースで2頭併せ。3歳未勝利の僚馬レイフロレットを2馬身先行させ、序盤は後ろでゆったりと折り合って追走。1週前も永野騎手を背にダートコースで2頭併せを行い、6F83.1-1F12.7をマークして併入しました。やや力むところがある馬という印象があった馬でしたが、追い切りでは落ち着いた走りで折り合いもスムーズです。追い切りの時計自体は目立って速いというわけではありませんが、中3週の間隔を考えれば負荷は十分。夏の北海道で3戦目となりますが、高いレベルで好状態をキープ出来ている印象です。

ドゥラレジリエント(牡4、牧田和弥厩舎)※除外

7/31(水)札幌・ダート(やや重)4F56.7-3F40.7-1F13.5(馬なり)

鮫島克駿騎手を背に札幌のダートコースで単走。序盤からゆったりと進め、しまいも手綱を引いて抑えて、ラスト1F13秒5と流してゴールしました。最終追いは普段から地味なのでこの時計でも問題なし。その分1週前は一杯に追われており、鮫島騎手を背にダートコースで5F63.1-1F11.8の好時計をマークしています。4Fも49.5とダートの追い切りとしてはかなり速め。1週前・最終と単走追いでしたが、中間は併せ馬で先着も目立っており、ここまでの調整は順調そのもの。最終追いも流しただけでしたが素軽い走りやクビの使い方からも、好調ぶりが伝わります。力は十分に発揮できる好状態に仕上げられていると見て間違いないでしょう。

ベルダーイメル(牡7、本田優厩舎)

7/31(水)函館・ダート(やや重)5F66.8-4F51.4-3F37.3-1F11.5(強め)

角田大河騎手を背に函館のダートコースで単走。序盤から良い手応えで進めていき、コーナーでの手前替も比較的スムーズにこなして直線を向くと、力強く軸の安定したフットワークで真っすぐ伸びてラスト1F11秒5をマークしました。1週前も角田騎手を背に函館のWコースで追われ、5F65.7-1F12.6をマーク。折り合い、回転力、推進力どれも申し分なく、前走で久々を叩かれて着実に良化してきた印象です。デキの良さを感じさせる追い切り内容で、本番での走りに期待したい1頭です。