ダートの古豪リュウノユキナが引退、種牡馬入り

東京スプリントなど交流重賞3勝の実績馬・リュウノユキナ(牡9、坂井英光厩舎)が現役を引退し、来春から種牡馬入りすることが明らかになった。1日、繋養先となるアロースタッドを運営する株式会社ジェイエス&アロースタッドが発表した。

リュウノユキナは2017年に門別競馬場でデビュー。地方所属ながら2歳時には中央オープンのすずらん賞を快勝。3歳秋にJRAに移籍すると、4歳からはダートへ転身。地道に実績を積み重ねていき、6歳にオープンのジャニュアリーSを6馬身で圧勝すると、2021年、2023年の東京スプリント、2021年のクラスターCと3つのタイトルを獲得し本格化。2023年末にJRA競走馬登録を抹消し船橋へ移籍するが、移籍後はプリムローズ賞・11着、習志野きらっとスプリント・4着と結果を残せず、習志野きらっとスプリントがラストランとなった。照会先はジェイエス事務局で、種付け料は11月中旬に発表される予定。

リュウノユキナは父ヴァーミリアン、母ネオカラー、母父クロフネという血統。通算成績は55戦10勝。リュウノユキナ号、お疲れさまでした。