【JRAフェアリーステークス2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ
3歳牝馬が激突するマイル重賞「フェアリーS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
エリカエクスプレス(牝3、杉山晴紀厩舎)
1/8(水)栗東・坂路(良)4F55.7-3F40.1-2F26.1-1F12.5(馬なり)
栗東坂路で単走。速い時計は先週出しており、最終追いはゆったりと馬なりで調整。1週前はCWコースで3頭併せを行い、7F97.4-1F11.2をマークして1頭に先着、もう1頭に1馬身遅れてゴールしました。6Fは80秒5、4F50秒5と前半から良いラップで飛ばしていき、しまいも強めに追われて11秒2と鋭い伸び脚を見せています。2ヶ月半の休み明けで輸送が控えた中でもしっかりと追われており、中間も入念に乗り込まれています。仕上がりに抜かりはなく、好状態でレースに臨めそうです。
ジョリーレーヌ(牝3、大竹正博厩舎)※除外
1/8(水)美浦・W(良)6F83.5-5F67.8-4F52.5-3F37.6-1F11.3(馬なり)
H.ドイル騎手を背に美浦のWコースで3頭併せ。古馬2勝クラスの僚馬ララマセラシオンと3歳1勝クラスの僚馬スナッピードレッサを先行させ、道中は最後方で折り合いに専念。直線は最内に進路を取って差を詰めると、ラスト1Fは11秒3の鋭い末脚で伸びて、スナッピードレッサと併入、ララマセラシオンに半馬身先着しました。1週前はWコースで2頭併せを行い、6F80.9-1F11.6の好時計をマークして先着。デビュー戦では前半行きたがるところを見せるなど折り合い面に課題があった馬ですが、追い切りではテンションも落ち着いており、気配は良好。前走よりもデキは一段上がっていると見ます。
ミーントゥビー(牝3、堀内岳志厩舎)
1/8(水)美浦・W(良)6F84.5-5F67.9-4F52.7-3F38.0-1F11.5(馬なり)
松岡正海騎手を背に美浦のWコースで2頭併せ。古馬2勝クラスの僚馬スズカルビコンを7馬身先行させ、道中は控えてゆったりと追走。3~4コーナーで一気に差を詰めると、直線は内から長く良い脚を使ってラスト1F11秒5の脚で併入しました。1週前は美浦の坂路で4F55.2-1F12.0をマークしてゴール。時計は出していませんが、道中スムーズに手前を替えつつスムーズな脚さばきで動けています。最終追いも抑え気味ながらも行きっぷりは良く、直線でも上手く手前を替えて息を入れ、スムーズにギアを上げてしまいを11秒台でまとめてと動きは良好。この時期の3歳馬としては質の高い動きを見せています。