【京成杯2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
明け3歳の中距離重賞「京成杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
バードウォッチャー(牡3、国枝栄厩舎)
1/10(水)美浦・W(良)6F82.3-5F65.5-4F50.9-3F36.9-1F12.1(馬なり)
美浦のWコースで2頭併せ。3歳未勝利の僚馬サトノエピックを4馬身追走。早めに動いて3~4コーナーで内から一気に取り付くと、直線は上がり1F12.1の脚を繰り出して伸びて半馬身遅れてゴールしました。相手には遅れましたが、かなり追走してのもので相手も調教駆けするタイプ。全体時計は良く、この馬としてはよく動いておりこの馬自体の動きと時計は優秀です。1週前はWコースで2頭併せを行い、6F82.8-1F11.5の好時計をマークして併入。全体時計は自己ベスト更新で、しまいも11.5の切れ味と先週の追い切りは絶好。ここは高い本気度を持って臨んできていると見て良さそうです。
レイデラルース(牡3、手塚貴久厩舎)
1/10(水)美浦・W(良)6F84.1-5F67.7-4F51.5-3F37.2-1F12.0(馬なり)
石橋脩騎手を背に美浦のWコースで単走。道中はリズムの良いフットワークでスムーズに折り合い、ラストも騎手の手が動くことなく楽に12.0をマークしてゴール。1週前は北村宏司騎手を背にWコースで追われ、6F86.5-1F11.7をマーク。気性的に我の強いところがある馬ですが、今回の追い切りでは口向きも良く、課題の折り合いがスムーズだったのは好感が持てます。北村騎手の負傷で急遽石橋騎手が代打となりましたが、初コンタクトを取った最終追いは非常にスムーズでした。癖馬なだけに、意思疎通が出来た点を高く評価したいと思います。
ドゥレイクパセージ(牡3、堀宣行厩舎)
1/10(水)美浦・W(良)6F80.9-5F65.5-4F50.7-3F35.9-1F11.2(馬なり)
美浦のWコースで単走。前半から行きっぷりは良く、ラスト1Fは11.2の切れ味でゴール。ギアと息の入りも良く、手応えは抜群です。1週前はR.キング騎手を背にWコースで3頭併せを行い、一杯に追われて古馬1勝クラスの僚馬ホウキボシに半馬身遅れ、同じく古馬1勝クラスのダノンボレロに半馬身先着しました。時計は6F81.3-1F11.9の好時計で、先週・最終と速い時計を連発。乗り込み量も豊富で、中間も内容も順調そのものです。万全の態勢を整えてきていると見て良さそうです。