【京成杯オータムH予想2024】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ
サマーマイルシリーズの最終戦「京成杯オータムハンデキャップ」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
アスコリピチェーノ(牝3、黒岩陽一厩舎)
9/4(水)美浦・W(やや重)6F82.3-5F65.6-4F50.8-3F36.4-1F11.0(馬なり)
美浦のWコースで3頭併せ。古馬1勝クラスの僚馬コスモヴィーコと2歳未勝利のムーンナイトを先行させ、道中は最後方で折り合いに専念。直線は最内から取り付いて加速していき、ラスト1Fは11秒0の脚で一気に突き放して最先着でゴールしました。1週前はWコースで3頭併せを行ない、6F80.9-1F11.1の好時計をマークして最先着でゴール。先週・最終といずれもラスト1Fで11秒台前半の時計を叩き出して併せ馬を圧倒と、時計・動きともに抜群です。中間の乗り込み量も十分で、万全の態勢を印象付けています。
コラソンビート(牝3、加藤士津厩舎)
9/4(水)美浦・坂路(やや重)4F54.7-3F40.2-2F25.5-1F12.6(馬なり)
丹内祐次騎手を背に美浦の坂路で2頭併せ。2歳未勝利の僚馬アウダースを先行させ、序盤はゆったりと入って脚を溜めて追走。坂では内からラスト1F12秒6の脚で伸びて半馬身先着してゴールしました。1週前はWコースで3頭併せを行ない、6F82.8-1F11.7の好時計をマークして最先着でゴール。前走はプラス12kgでレース当日は折り合い欠いてと状態面が整いきれていませんでしたが、今回は慎重に調整されて着実に力を発揮できるように仕上げられてきた印象です。
ディスペランツァ(牡3、吉岡辰弥厩舎)
9/4(水)美浦・坂路(良)4F54.7-3F40.1-2F26.7-1F13.4(馬なり)
美浦坂路で2頭併せ。古馬3勝クラスの僚馬ウィズユアドリームを先行させ、しまいは内からラスト1F13秒4の脚で伸びてアタマ差先着してゴールしました。強くは追わず感触を確かめる程度の軽め追いでしたが、全体時計は普段よりも速く楽に時計を出せている印象。1週前は芝コースで5F68.5-1F12.9とここでも軽めでしたが、しまいの反応と伸びは鋭く軽快です。目立った追い切り内容ではありませんでしたが、この馬なりの時計と軽快さから好調と見たいと思います。