【京都記念2020予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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大阪杯やドバイなど国内外のG1の前哨戦として注目されている「京都記念」が16日、京都競馬場で行われる。古馬中距離路線のトップホースの始動戦としても注目される一戦だ。各馬が最終追い切りを行い、同レースへ向けた最終調整を終えてきた。今回は、そんな中でも追い切りの評価が高いと判断した馬3頭を紹介したい。

クラージュゲリエ(牡4、池江泰寿厩舎)

2/12(水)栗東・CW(良)6F81.5-5F66.1-4F51.8-3F38.0-1F12.1(強め)

川田将雅騎手を背にCWコースで2頭併せ。僚馬シロニイ(牡6、3勝クラス)を内から追走し、コーナーで差を詰めて直線はスムーズに加速。相手も手応えは良く、強めに追われて併入した。1週前はCWで鞭も入って強めに追われ、6F82.4-1F11.8と時計も良く、負荷がかけられている。3週、2週、1週前もCWで併せ馬を行い全て遅れているが、もともと追い切りは動かない馬であることを考えると1週前と最終はしっかり動いている方。状態は良さそうだ。

クロノジェネシス(牝4、斉藤崇史厩舎)

2/12(水)栗東・CW(良)5F68.0-4F52.5-3F37.9-1F11.9(馬なり)

北村友一騎手を背にCWコースで2頭併せ。僚馬サマーセント(牝4、3勝クラス)を内から追走し、コーナーで差を詰めると直線で馬体を並べて併入した。1週前もCWコースで併せ馬を行い、6F80.3-5F64.2-4F50.0-3F37.1-1F11.7の好時計をマーク。最終の追い切り然り、走りには前向きさがあり制御するのが難しい面も見られたが、1週前・最終とラスト1Fは11秒台をマークしており圧巻の動きを披露。休み明けでも態勢は整った。

アルメリアブルーム(牝6、高橋康之厩舎)

2/12(水)栗東・坂路(良)4F52.8-3F38.7-2F25.1-1F12.5(馬なり)

栗東坂路で単走。前半は馬なりのしまい重点だが良い時計は出ている。後半2Fのラップは12.6-12.5と速く、フットワークも力強く動きも良く見えた。1週前の追い切りでも坂路で4F52.5と自己ベストに0.1秒迫る好時計をマーク。1週前が実質追いという感じだが、最終も脚をしっかり使ってしまいは速い時計を出している。重馬場適性が高そうな点も含めて、好気配だ。