【毎日王冠2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

天皇賞秋へと繋がる一戦「毎日王冠」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
ホウオウビスケッツ(牡5、奥村武厩舎)
10/1(水)美浦・W(やや重)5F65.5-4F51.1-3F37.3-1F11.4(強め)
美浦のWコースで3頭併せ。3歳2勝クラスの僚馬ピコシーと2歳未勝利のテンユウを6馬身追走し、道中は最後方で折り合いに専念。4コーナーで内に進路を取ると、直線では鞍上の合図に鋭く反応して一気に相手を交わし、2頭を2馬身突き放してゴールしました。時計は自己2番目に速い時計で、道中のラップは右肩上がりの好ラップ、しまいの脚も切れ味鋭く、いい気合乗りです。1週前は岩田康誠騎手を背にWコースで2頭併せを行い、5F66.5-1F11.5をマークして先着。前走時はやや落ち着きすぎていた印象がありましたが、今回はしっかり負荷をかけられて動いており、着実に状態面は上向いています。
シリウスコルト(牡4、田中勝春厩舎)
10/1(水)美浦・W(やや重)6F84.4-5F67.7-4F53.0-3F38.6-1F11.4(馬なり)
上野翔騎手を背に美浦のWコースを単走(レースは古川吉洋騎手が騎乗)。前半はゆったりと入り、馬場の外目から馬なりでスムーズに折り合っていき、直線で促されるとラスト1Fは11秒4の脚で伸びてゴールしました。1週前は上野騎手を背にWコースで3頭併せを行い、5F69.8-1F11.7をマークして1頭と併入、もう1頭に先着してゴール。2頭の間を割っていき、しまい2F13秒2から1F11秒7の一気の加速力は好感が持てる動きでした。時計は目立っていませんが、馬なりながらもパワフルで鋭い脚を使えており、心身共に充実しています。
レーベンスティール(牡5、田中博康厩舎)
10/1(水)美浦・W(やや重)5F68.5-4F52.6-3F37.7-1F11.5(馬なり)
美浦のWコースで単走。雨が降る中道中はじっくりと折り合いをつけながら進み、直線では馬場の真ん中をしまい重点に追われてラスト1Fは11秒5をマークしてゴールしました。1週前はWコースで2頭併せを行い、6F80.0-1F11.4をマークして半馬身先着。1週前はラチ沿いをうまく立ち回って速い時計をマークし、しまい強めに追われたダート重賞馬の僚馬ナルカミを馬なりであっさりと先着している点は好感が持てます。最終はリズム重視の追い切りで調整されており、万全の態勢を整えてきたと見て良いでしょう。

