【みやこS予想2020】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は？

ダート1800mの重賞「みやこS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきた。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。

エアアルマス（牡5、池添学厩舎）

11/4（水）栗東・坂路（良）4F54.2－3F39.0－3F24.9－1F12.1（馬なり）

松山弘平騎手を背に栗東坂路で単走。終始馬なりだったが、柔らかく素軽さのあるフットワークで追えば伸びそうな気配を感じさせた。しまい重点に好ラップを刻んでいき、ラスト1Fも12.1と時計も出ている。約9ヶ月半ぶりの骨折明けとなるが、息遣いやフットワークからは間隔があいていることが感じられないくらい良い気配。1週前も松山騎手を背にCWで一杯に追われて6F81.4－1F11.9の好時計をマーク。久々でも力は出せる状態にありそうだ。

ナムラカメタロー（牡4、稲垣幸雄厩舎）

11/4（水）美浦・坂路（良）4F53.7－3F39.1－2F25.2－1F12.3（馬なり）

石川裕紀人騎手を背に美浦坂路を単走。馬場の外ラチ沿いを馬なりで駆け抜け、軽く促されると手応え良く伸びてラスト1Fは12.3の好時計をマーク。頭は高めだがリズムは良く、時計もしっかり出している。1週前は石川騎手を背に美浦坂路で4F53.6－1F12.1をマークしており坂路でしっかり動けている。中2週のためそこまで負荷はかけていないが、ほぼ態勢は整っている印象。

ヒストリーメイカー（牡6、新谷功一厩舎）

11/4（水）美浦・坂路（良）4F51.2－3F37.9－2F25.0－1F12.6（馬なり）

北村友一騎手を背に美浦坂路を2頭併せ。僚馬ワタシノワルツを1馬身半追走し、内から伸びて併入した。伸びはジワジワとだが、しまいで相手をしっかり捉えて併入する好内容。1週前は北村騎手を背に栗東坂路を2頭併せで4F52.1－1F12.4の好時計を馬なりマークし、僚馬に3馬身半先着。ここへ来て坂路の自己ベストを連続で更新してきており、好調ぶりがうかがえる。攻め駆けするタイプではあるが、量も豊富で前走時よりも良化を感じる。