【新潟大賞典2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
新潟の名物ハンデ重賞「新潟大賞典」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。
ステラリア(牝4、斉藤崇史厩舎)
5/4(水)栗東・坂路(良)4F53.3-3F38.8-2F25.4-1F12.6(馬なり)
栗東坂路で2頭併せ。僚馬コルドンルージュの外から併せて半馬身遅れてゴール。併せ馬には遅れましたが、1週前に時計を出しているので最終はやり過ぎないように抑えたかたち。その1週前はCWコースを馬なりで6F78.8-1F11.9の猛時計をマークし、大きく先行させた併せ馬と併入。絶好の追い切りを見せたエリザベス女王杯の時以上の時計をマークしており、状態は間違いなく良化してきている印象です。相変わらずズブいところは見られますが、休み明けよりも叩いた方がいいタイプで、3戦目のここは高いパフォーマンスが期待できそうです。
カイザーバローズ(牡4、中内田充厩舎)
5/4(水)栗東・CW(良)7F98.4-6F81.5-5F67.0-4F52.2-3F37.3-1F11.6(強め)
藤岡佑介騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。僚馬ロードプレジールを3馬身追走し、直線は内からラスト1F11.6の好時計をマーク。併せ馬には1馬身遅れましたが、課題であった折り合いはスムーズでしたし、終いも11秒台なら十分でしょう。前走で我慢を利かせる競馬が出来た点も好材料で、追い切りもそれを意識して長めからやってと中身のある内容でした。1週前も藤岡騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、6F81.0-1F11.7の好時計をマークして一杯に追われた併せ馬に半馬身先着。折り合いを付けて終いは11秒台という追い切りを連続で消化できており、仕上がりの過程は順調そのものです。
アルサトワ(牡5、斉藤崇史厩舎)
5/4(水)栗東・CW(良)6F81.0-5F66.1-4F51.4-3F36.7-1F11.5(馬なり)
栗東CWコースで2頭併せ。僚馬トリプルエースを追走し、コーナーで内から一気に差を詰めると、直線は鋭い反応で伸びてラスト1F11.5の好時計をマークして半馬身先着しました。1週前は丹内祐次騎手を背にCWコースで追われ、6F82.2-1F11.7の好時計を馬なりでマーク。行きっぷりは良く、脚さばきも素軽く上々の気配です。昇級戦となった前走の大阪城Sも最終は速い時計をマークして連勝を果たしており、ここにきての充実ぶりは際立っています。引き続き万全の仕上がりと見てよいでしょう。